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真冬を乗り切れ!雪国育ちが教える暮らしの攻略法!

暮らすこと
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どーも、まるめがねです。

私が生まれ育った地方は県全域が豪雪地帯に指定されているTHE 雪国です。

そんな雪国で暮らして30年ちょっとになります。

雪国育ちにとっては当たり前のことも、他の地域からみたら「そんな暮らししているの!?」とびっくりされることもありますよね。

今回は自分の経験をもとに、雪国での冬の暮らし方についてお伝えしたいと思います。

雪の降らない地方で暮らしていたけど、進学や転勤で雪国に住むことになったと言う方必見です!

知っていれば備えられる!

雪に備えよう

雪国といっても夏場は他の温暖な地方と特に変わりありません。

ですが、一度雪が積もり始めればその生活は一変します!

事前に必要なことを準備しましょう!

スタッドレスタイヤへの交換

雪国は車社会であることが多いのではないでしょうか。

雪が積もってしまえば自転車を使うこともできなくなるので、車は生活に重要な足になります。

私の住む地方では例年12月上旬には降雪があるので、それ以前11月中旬〜下旬にはタイヤ交換を済ませます。
その期間に交換する人が多く、ディーラーやガソリンスタンドに殺到するので早めの予約が必要です。

ちなみに、タイヤ交換の値段はまちまちで、安いところを探せば2,000円弱くらいからあると思います。
もちろんできる方は自分でタイヤを交換することも可能です!

雪かきの道具を揃えよう

雪もただ降るだけならいいのですが、積もってしまうことが厄介です。

雪かきのために最低限次の3つは用意することをお勧めします。

  • スノーブラシ
  • スノープッシャーまたはスノーダンプ
  • 金属製のスコップ
スノーブラシ

車に積もった雪を降ろすための道具です。

伸縮性があり、一方にはブラシ、もう一方にはワイパーのようなゴムがついている作りになっているものがオススメです。


雪はたった数時間で何十センチも積もることもあるので、必ず車の中に常備しておきましょう。

スノープッシャーまたはスノーダンプ

雪を押して掃く道具です。

雪かきをする面積が狭い方(賃貸で駐車場だけ等)は小さい方が軽いですし、収納しやすいのでお勧めです。

戸建ての方など広い面積をはかなければならない方は、小型でも良いのでスノーダンプの方が効率が良いと思います。

金属製のスコップ

ある程度硬い金属のスコップも一つあった方が良いと思います。

雪は積もってすぐは軽いのですが、数日経つと一部が凍って大きな塊になってしまうこともあります。

そんな時にプラスチックでは太刀打ちできないので、金属のスコップが必要です。

氷になったり、踏み固められた雪を金属のスコップで砕けば作業が楽になります。

歩くならスノーブーツ

温暖な地方でも防寒対策やファッションでブーツを履くと思いますが、雪国では雪の上でもしっかり歩けるブーツが必要です。

雪道は非常に足場が悪いです。

凍った道で滑るのは想像しやすいと思いますが、それよりも雪に足を取られて滑ったり、転んだりすることも多いのです。

砂浜って砂に足がとられて歩きにくいですよね。あんな感じです。

ですから、滑りにくい靴底しっかり踏ん張って歩ける靴を選びましょう!

いくら暖かいブーツでも滑るのでは全く使い物になりません。

間違ってもスニーカーやヒールの高い靴で歩くのはやめましょう。たまに強者を見かけますけどね…。

おすすめは寒冷地用のスノーブーツです。

↓防寒もバッチリでファッション性のあるブーツもあります。

雪が降ったら

朝はとにかく早起き

理由1:出勤準備に時間がかかる
まずは雪かき

朝一番にすることは夜中にどれだけ雪が積もったかの確認です。

さらっと降っただけであれば慌てる必要もないのですが、数十センチ積もっている場合は急いで雪かきの準備を始めます。

外は氷点下なのでしっかり防寒して臨みましょう。

車の雪を降ろして、駐車場の雪も片付けます。

地域によっては除雪した雪を側溝に捨てる場合もありますが、そうでない場合は邪魔にならない場所に積んでおきます。

駐車場から道路への出入り口の雪も念入りに片付けておきましょう。

夜中に一定以上の降雪量があると、早朝から除雪車が道路を除雪してくれています。

その際、家の前の道路に大きな雪の塊を置いていくので、それも片付ける必要があります。
(これがまためちゃくちゃ重い…)

実際のところ、ある程度までの積雪なら雪かきせずとも車を出すことはできます。
ただし、馬力のない車だと雪にはまって動けなくなる(スタックする)可能性があるので要注意です。

車を温める

車の周りの雪を取り除いたらエンジンをかけて温めておきましょう。

車の雪を降ろしてもフロントガラスは凍ったままなので中から温める必要があります

事前に車を温めるためにエンジンスターター(遠隔でエンジンを起動できる機械)をつけている人も多いですね。

※朝車を出すまで本当に大変なので、もし雪国で家を建てるならカーポートか車庫を作るのが懸命です…。実際そうしている家が多いですしね。

理由2:大渋滞

雪が積もれば幹線道路は大渋滞します。

凍結して道路状況は悪く、除雪した雪が路肩にたまって道幅もせまい。

こんな道路状況ではスピードは出せませんし、運転に慎重になるのも当たり前ですよね。

そのため、普段10分〜20分で着くはずの職場に40分〜1時間くらいかかることもあるのです。

真冬の雪国では、雪かきで時間を取られた上に通勤時間も倍かかるので逆算して早起きしましょう!

運転中に気をつけること

毎年雪道を運転していますが、何年たっても緊張します。

いくらスタッドレスタイヤでも道路が凍ってしまえば滑ることは避けられないからです。

凍った道路でも安全に運転できる様に2つのことに気をつけましょう!

車間距離は思っている2倍以上とる

凍結した道路ではタイヤとの摩擦が減るので、乾いた道路と比べて車が止まるまで時間がかかります。

いつもよりも多めに車間距離を取りましょう。

車間距離さえとっておけば、万が一スリップしたときも追突せずに済むかもしれません。

私の場合は、夏場より2倍以上は車間距離を取る様にしています。

急ブレーキ・急ハンドルはダメ絶対!

雪道で一番危険なのはブレーキを踏む時とハンドルを動かす時です。

急ブレーキ・急ハンドルはスリップする原因になります。

止まるときは車間距離をとって徐々に減速し、ゆっくりブレーキをかけていきます

右折や左折、車線変更も鋭角に入ると危ないので緩やかに曲がりましょう!

私も右折時に減速が甘く、スリップして反対車線にはみ出したことがあります。

幸い対向車がいなかったので事故につながることはありませんでしたが、本当に怖かったです…

春がきたら

落雪注意

やっと春がきて暖かくなりました!やっと雪から解放された!

ですが、気をつけることが一点。

暖かくなると屋根に積もった雪が地面に滑り落ちてくることがあります。

屋根の上で長い間固まっていた雪はほとんど氷です。

家の中にいても雪が落ちてくるとすごい音がします。
もし当たったらどうなるかは想像したくもないですね…

道を歩く時は軒下は避けて歩きましょう

夏タイヤへの交換

暖かくなって路面状況が良くなったらノーマルタイヤに交換します。

交換時期は例年まちまちですが、天気予報で雪が降らないと確認できた時点で行うようにしましょう。
交換してからまた大雪が降ったら車が使えなくなります!

私の地方では4月上旬だとまだ降雪の可能性があるので、例年4月中旬くらいに行っています。

まとめ

雪国での冬の暮らしでは備えがとても大切になってきます。

スタッドレスタイヤや除雪用具など、雪が降る前にしっかり準備しておくことが必要です。

また道具もちろんですが、生活スタイルも変わってきますので心構えをしておきましょう!

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